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新疆鉄隕石は地球誕生と同じ46億年前の物質で、1898年に清(元中国新疆ウイグル自治区青河県銀牛溝)で発見された。
隕石は
①鉄隕石(隕鉄)
②石鉄隕石
③石質隕石
に分類できる。
新疆鉄隕石のような鉄隕石は鉄・ニッケル合金からなる隕石で隕石全体の5%と少なく、地球上の自然界ではこのような鉄とニッケルの合金は見つからない。
新疆鉄隕石はギベオン隕石と同じくニッケル比が6.5-13%のオクタヘドライト(Octahedrite)に分類される。
中国新疆ウイグル自治区は隕石が500kmに渡り散らばる世界最大産地の1つとして知られている。
この隕石は、人の居ない砂漠の荒涼とした奥地から運ばれてきたが、そこも現在は政府の管理地になっており、当然持ち出しは固く禁じられている。
この隕石の表面のざらついた部分は落下時に溶けたり、焼け焦げたりしたものである。


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